液ー液分離／気ー液分離｜製品情報｜装置フィルタ

■従来の分離方式

（1）静置分離
（2）蒸留分離
（3）遠心分離
（4）吸着分離

これらの分離は設備費用が高額であり、設置に掛かる占有面積が大きくなります。
メンテナンスも煩雑で動力を使う装置はランニングコストも高額です。

WAFTECはコアレッサーを
提案します。

原理とメカニズム　コアレッサーとは

液ー液分離
気ー液分離

エマルジョン破壊
0.5～50μm
凝集
（コアレッシング）
2～6mm
分離

コアレッサーカートリッジは特殊な多層構造になっており、流体をカートリッジにIN→OUTに流すことにより、エマルジョン(白濁化)を瞬時に破壊。各流体の比重差により分離します。

流体の流れは上記のようになり、0.5～50μmの分散した流体の粒子をコアレッサーカートリッジ内で凝集(コアレッシング)し、2～6mmの液滴に成長させます。
各流体の比重差により、分離を行い必要な流体のみをプロセス後段に流します。

コアレッサーカートリッジろ材

WAFTECではお客様の流体の特徴に合わせてコアレッサーカートリッジのろ材を変更しています。
一般的にはグラスファイバーが多くのプラントで使われており、流体が高温の場合はカーボンファイバーを推奨しています。

グラスファイバー
（ノーマル）
グラスファイバー
（ファイン）
ポリプロピレン
カーボンファイバー
レイヨン

コアレッサー使用条件

粘度	主流体―50mPa･s以下混入流体―300mPa･s以下
密度	0.3g/㎤以上
表面張力	Over 3mN/m
PH	1～14
運転圧力	0.1Mpa以上
運転温度	0～300℃^※1
固形物量	1mg/L以下

※1 流体仕様による

コアレッサーのメリット

■メリット

・導入費用が安価
・動力を使わないため運転コストの削減に貢献
・メンテナンスはカートリッジ交換のみで容易
・分離精度が高い
・生産性向上に貢献
・静置時間の短縮

なぜWAFTECを選ぶのか

WAFTECつくば技術センターはフィルタメーカーとして日本で唯一の試験設備を保有しています。
様々な流体に対してコアレッサーの試験が可能であり、お客様に最適な提案を実施しています。

機器納入後のトラブルに対しても充実のアフターフォローを実施。
使用後品の分析を通して、お客様の課題解決に貢献します。

原理とメカニズム　固形物除去とは

固形物除去

・流体の中にゴミや夾雑物が多く含まれている

WAFTECはマイクロフィルタ
を提案します。

固形物除去

夾雑物を含んだ油や水などの流体をIN→OUTに流してカートリッジを通すことにより、流体と夾雑物を分離
流れ方向は外側→内側流れであり、分離を行い必要な流体のみをプロセス後段に流します。

マイクロフィルタの特長

■特長

・幅広い製品ラインナップ（公称1μ～150μ）
・流体が氷点下～高温まで対応可能
・ガスなどの気体も対応可能

固形物除去　製品

マイクロフィルタ